2014年02月12日

横須賀軍港・鎮遠号観覧之図

年明け最初の古書店巡りに出掛けた先で、こんなアイテムを見つけて購入しました。

鎮遠号観覧之図.jpg
横須賀軍港鎮遠號観覧之圖 (画:尾形月耕 発行:明治28年8月)

画像はスキャンしてカラープリントしたものですが、原版はA4サイズを1周りほど大きくした版画3枚を横に並べた迫力ある錦絵で、これらは日清戦争の戦況を日本の国民へ伝える、報道写真としての一面も持っていました。 詳細については日清戦争錦絵で検索して頂ければ、沢山の錦絵をWeb上で見ることが出来ます。

今回私が購入した錦絵は、黄海海戦で
日本海軍に接収された清国海軍の戦艦「鎮遠」が、明治28年7月28日に横須賀へ回航した際に一般公開された時の情景らしいのですが、実はこの錦絵の元となったかもしれない写真が、偶然にも去年出した新刊「写真で見る横須賀軍港」に収録されていまして〜

横須賀造船所写真.jpg
上は5ページ口絵を部分拡大したものですが、中央の軍艦が鎮遠で、その隣の艦船と並んだ構図や背景の山の位置もよく似ていて、ひょっとすると観覧図はこの場所で行われた際に描いたものかもしれません。 ただし、錦絵では写真の右側岸壁に設置されていた30tクレーンが左奥に描かれている点から、一般公開時は湾のもう少し奥(写真だと右手前方向)に碇泊していたと思われます。

この錦絵があと半年早く入手出来ていたら、5ページ下写真か裏表紙でカラー掲載したのですが、今のところは増補・改訂等の予定もないため、とりあえず日記で使用してみました。 
posted by acj@管理人 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 横須賀の歴史
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