2015年11月29日

C89のお知らせ

いよいよ今週から12月、12月といえば、そう……コミックマーケットですね。冬コミケC89のサークル「ゆめみ〜あい別館」は、12月30日(水) 西め-39aで参加します。 詳細はこちらの公式Webカタログ(要ログイン)か、コミケットカタログにてご確認ください。

さて、そのC89で頒布予定の新刊ですが、夏の参加申込の時点ではWW2の米海軍か帝国海軍で1冊作る予定だったのを、10月に入ってから急遽変更して、2011年夏コミケで発行したソ連戦車残骸本「Wrecked Panzer in Russia 1941-42」の増補改訂版になりました。

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申込後の変更ということで、すでに冊子版は修正出来ませんがWebカタログ上でサークルカットを右へと変更。没になった左の企画は、来年夏以降に持ち越しですね。

s00.jpgWrecked Panzer in Russia 1941-42 増補・改訂版

独ソ戦初期、バルバロッサ作戦からブラウ作戦において、ドイツ軍によって撃破されたソ連戦車の残骸を集めた写真集。本誌は2011年8月発行の初版からの増補・改訂版になります。初版からの変更点として、本文を40ページから52ページへ増量、それに伴い30枚以上の新写真を掲載、さらに全ページのレイアウト変更と解説の見直しを行っています。
収録戦車(T-34/76・KV-1・KV-2・T-35・T-28・T-26・BT-7・T-50 他)

まずは上の表紙ですが、初版で好評だったT-34中戦車のカラー写真をそのまま流用しています。実は初版は表紙データをCMYKカラーで作成、印刷に広域色オプションをつけたせいか、全体的に少し赤っぽくなった感があったので、今回はRGBカラーに変換して元のフィルムに近くなるよう調整を加えてみました。ちなみに裏表紙も、増補・改訂版ではカラーになります。

本文は、初版の40ページから52ページヘと大幅に増量しましたが、既存ページをそのまま流用せず全てのレイアウトを変更して解説もほぼ全て見直し、フォントの大きさや写真の配置に大幅な変更を行っています。
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左が初版で右が増補・改訂版。 初版で誌面全体を使い断ち切りまで拡大していた写真をすべて枠内に収めてコンパクト化、解説のフォントを2ポイント小さくする替わりに行間と文字間隔を広げて字詰まり感を低減させています。

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地味なところでは、手描きの戦況図なども兵科記号を使うなどして若干すっきりさせました。

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増補・改訂版では、総ページ数が12ページ増えたのに伴い新写真を30枚以上追加、既存ページに挟む形で各戦車のページを少しずつ増やしています。さらに、出来る限り同じ場所で撮影した同じ戦車の写真を選んで追加掲載することにより、1枚だけではわからなかった撮影場所の全体像が把握しやすくなるよう配慮しました。

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本書の中心となるT-34/76も10ページから13ページに増量、生産工場の違いや写真の構図などで掲載ページを割り振り、なるべくレイアウトに統一感を持たせています。

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数あるT-34写真の中でも増補・改訂版の目玉となるのは、57mm対戦車砲Zis-4を搭載したT-34駆逐戦車の写真でしょうか。こちらは1ページ丸ごと使い拡大掲載しているので、細かなディテールなどの参考資料となれば幸いです。

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あと前回なかった戦車としては、レニングラード戦線に投入されたT-50軽戦車の写真も1ページ追加しています。


というわけで、C89頒布予定の「Wrecked Panzer in Russia 1941-42 増補・改訂版」の紹介でした。 実は入稿はすでに完了しているので、実本が手元に到着次第、気になる表紙の色合いなどTwitterか当ブログで紹介したいと思います。

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2015年08月26日

C88を終えて〜

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8月14日のコミックマーケット88は無事終了、予告していた新刊2冊も好評のうちに頒布することが出来ました。初日はメカミリ島周辺だけでしょうか? 事前に予想された超過酷な状況にもならず、午後も会場内に時折涼しい風が入ってきたりと、16時の終了まで比較的余裕を持って凌げたのは嬉しい誤算でした。
8/14コミックマーケット88「ゆめみ〜あい別館」にお越し頂いた皆様ありがとうございました!

さて、次回のイベント参加ですが、例年なら冬コミケのところ今年はその前に秋葉原で小林源文先生主催のミリGEN祭に参加することが決定しました。 開催日はちょうど1か月後の9月26日、C88からあまり期間がないので新刊は無理ですが、既刊の他にちょっとしたグッズかペーパーを作ってみたいと思います。
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2015年08月10日

C88のお知らせ 2

前回の日記で表紙(仮)だけ公開した、C88新刊「昭和八年特別大演習観艦式 写真集」の自宅配送分が到着しました。
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こちらは書泉グランデのイベント後に急遽制作を開始した本ではありますが、内容的には既刊の写真集と同じコート紙を使い、高解像度スキャンした写真を沢山使った、いつものように贅沢な仕上がりとなっています。

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写真素材も既存の絵葉書や写真帖の転載(上)だけでなく、個人撮影の写真(下)も数多く使い、多角的な視点から観艦式の模様を見ることが出来るように構成しました。特に個人撮影の写真は、当局の検閲や修正が入らない、生の軍艦の姿をとらえた貴重な資料としても価値は高いかと思います。

ちなみに今回特に苦労したのは、観艦式参列艦式場図の作成でして。
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全体を立体化することによって、視覚的にも参列艦の配置をわかり易くする試みで挑戦してみたものの、いざ完成してみたら奥の艦船がわかり難くなってしまい……

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それでもまぁ、拡大したりトリミングしたりと試行錯誤して、なんとか艦種が判別するくらいまでには仕上げることが出来ました。

というわけでC88新刊「昭和八年特別大演習観艦式 写真集」は、いよいよ今週末に迫ったコミケ88、初日の8/14 東ミー30b「ゆめみ〜あい別館」にて頒布しますので、当日来られる方で興味のある方がいましたら、是非とも手に取って試し読みしてみてください。

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おまけ(表4)


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2015年07月09日

C88のお知らせ

いよいよ来月となったコミックマーケット88、今年も当サークルはメカミリ島にて参加します。

8/14(金) 東「ミ」-30b ゆめみ〜あい別館

今夏のメカミリは8/14の初日で、東方と艦これのコミケ2大ジャンルが重なるという、とてつもない修羅場となりそうなジャンル配置に加えて、メカミリ島はそれに挟まれる形の緩衝地帯配置という、売る方も買いに来る方も過酷になるであろう日程。 久々の東館での頒布は、いつも以上に気合いを入れないと16時の終了まで体が持たないかもしれないですね。

そんな過酷な環境下で頒布する予定の新刊ですが、今年は6月に先行した書泉グランデのイベントにコミケ新刊を持ってきたのに加えて、なんだかんだコミケにも合わせて追加で1冊新刊を作ってしまったので、都合新刊2冊体制となります。 2冊とも前回前々回と同じく横須賀と日米海軍に関係した写真集で、ドイツ軍どころか軍装本ですらありませんが、今年は横須賀製鉄所開設150周年ということで、あと少しそれに合わせた本が続く予定です。

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写真で見る横須賀軍港 別編「三浦半島の軍事施設」

まず1冊目は、前回のブログ記事で紹介した「三浦半島の軍事施設」。 
続いて急遽コミケ合わせで制作したのがこちら〜

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昭和八年特別大演習観艦式 写真集

準備稿の表紙ですが、タイトルの通り昭和8年の海軍特別大演習と観艦式の写真集です。 内容は当時発行された写真帖や写真雑誌、絵葉書からの掲載写真や記事の転載に加えて、今回のメインとなる実際に観艦式を拝観した方が自身のカメラで撮影した、軍艦の個人写真を掲載した写真集となります。
まだ入稿前の段階でサンプルページはお見せできませんが、大元帥陛下の御召艦である金剛型戦艦「比叡」に、その供奉艦である高雄型重巡洋艦4隻。 その他にも長門や扶桑などの戦艦、駆逐艦や特務艦など、帝国海軍が誇る最精鋭艦隊の姿を、20ページという限られたスペースの中ではありますが、最初から最後まで余すことなく掲載出来たと思います。


こちらの本の続報については、今週末か来週に入稿予定なので、それが完了次第もう少し詳しく紹介したいと思います。
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2015年05月22日

新刊のご案内

まだ夏コミケの当落発表前ですが、今年1冊目の新刊が入稿完了したので報告します。

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写真で見る横須賀軍港 別編「三浦半島の軍事施設」

2015年は1865年の横須賀軍港(製鉄所)創設から150周年ということで、去年から続いて今年も横須賀軍港シリーズの刊行となります。
去年の「写真で見る横須賀軍港 3」で、軍港そのものを題材とした写真集にひと区切りがついたところで、今年は主に横須賀市内の各地に存在した海軍施設を、別編扱いの写真集としてまとめてみました。 とはいっても軍事基地から飛行場、複数の術科学校や砲台など、それこそ海軍だけでも膨大な数が存在した施設を、1人の力で全部扱うのは到底不可能なので、今回は手持ち写真の中から終戦後5年以内に撮影された施設に絞り掲載してみました。

掲載内容は以下の通り〜
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1:武山海兵団(キャンプ・マクギル)
2:海軍通信学校
3:横須賀海軍航空隊・追浜飛行場
4:海軍対潜学校・工作学校(浦賀引揚援護局 検疫所)
5:小坪砲台
掲載写真は、主に進駐した米軍兵士が撮影したもので、これらは戦時中の雰囲気を色濃く残す1945〜47年頃の写真を中心に選びました。

まず本書のメインとなる武山海兵団は、戦後接収した米陸軍第1騎兵師団の兵士が撮影した、1947年頃の写真を中心に20ページ弱、これらはすべて個人写真なので未発表となります。
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画像はほんの一部ですが、戦時中の建物のほとんどは消失しており今はもう撮影不可能。なおかつ返還前の米軍占領時代に撮られた写真は国内に殆ど残ってないと思われるため、これだけまとまった写真が出てくるのは非常に珍しいと思います。

次の目玉となるのは横須賀海軍航空隊ですが、ここは終戦直後に配備された米軍航空隊の数が限られていたのに加えて、それぞれが短期間しか滞在していなかったため、米軍兵士が撮影した写真もそれほど多くなかったと思われます。そのため1945年9月〜1946年頃の現存写真は少なく、さらに国内だと滅多に見る機会はないでしょう。
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画像は一部ですが、追浜飛行場の米軍機と米海兵航空隊の地上クルーが宿泊した兵舎を中心に、10ページほどを掲載しています。
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なお今回は、写真から撮影場所を把握しやすくするため、いつものように撮影出来る範囲で現在と比較する形で掲載。 さらに撮影当時の場所を俯瞰して把握できるよう、1946〜47年の米軍空中写真から地図を起こし、推定を含みますが建物に名称をつけて掲載しました。


こちらの同人誌は、6月6日に書泉グランデで開催されるミリタリーマーケットが初出となります。詳しくはこちらの書泉グランデ・イベントページを御覧ください 第1回書泉ミリタリーマーケット開催
posted by acj@管理人 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 同人活動