2015年12月22日

追濱神社について調べる

いよいよC89開催まで1週間と迫った時期に、懲りずにこんなものを作り始めてしまいました。

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内容はタイトルの通り、かつて追浜の貝山緑地に存在したという幻の神社を追って記事を書き始めたものの、下調べ段階で既にブログだけで終わらすには勿体無いほどのボリュームになったため、いっそC89は妙な萌えチラシをやめて100円程度の会報という折綴じ本にしてみようかと思いつき……

だが、しかし……

正直なところ、あとたった1週間では脱稿出来ないかもしれない。
現地取材は既に済ませてるのですが、より詳細な調査と確認のため最低あと1回は足を運ぶ必要があり、それを元にして作図と記事の再構成までやってると到底時間が足りないですね。


とりあえず仮表紙だけは公開しておきますが、もし間に合わなかったらご免なさい。 それでも企画自体はボツにしませんので、何時かは必ず世に出したいと思います。
posted by acj@管理人 at 21:26| Comment(4) | TrackBack(0) | 同人活動

2015年11月29日

C89のお知らせ

いよいよ今週から12月、12月といえば、そう……コミックマーケットですね。冬コミケC89のサークル「ゆめみ〜あい別館」は、12月30日(水) 西め-39aで参加します。 詳細はこちらの公式Webカタログ(要ログイン)か、コミケットカタログにてご確認ください。

さて、そのC89で頒布予定の新刊ですが、夏の参加申込の時点ではWW2の米海軍か帝国海軍で1冊作る予定だったのを、10月に入ってから急遽変更して、2011年夏コミケで発行したソ連戦車残骸本「Wrecked Panzer in Russia 1941-42」の増補改訂版になりました。

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申込後の変更ということで、すでに冊子版は修正出来ませんがWebカタログ上でサークルカットを右へと変更。没になった左の企画は、来年夏以降に持ち越しですね。

s00.jpgWrecked Panzer in Russia 1941-42 増補・改訂版

独ソ戦初期、バルバロッサ作戦からブラウ作戦において、ドイツ軍によって撃破されたソ連戦車の残骸を集めた写真集。本誌は2011年8月発行の初版からの増補・改訂版になります。初版からの変更点として、本文を40ページから52ページへ増量、それに伴い30枚以上の新写真を掲載、さらに全ページのレイアウト変更と解説の見直しを行っています。
収録戦車(T-34/76・KV-1・KV-2・T-35・T-28・T-26・BT-7・T-50 他)

まずは上の表紙ですが、初版で好評だったT-34中戦車のカラー写真をそのまま流用しています。実は初版は表紙データをCMYKカラーで作成、印刷に広域色オプションをつけたせいか、全体的に少し赤っぽくなった感があったので、今回はRGBカラーに変換して元のフィルムに近くなるよう調整を加えてみました。ちなみに裏表紙も、増補・改訂版ではカラーになります。

本文は、初版の40ページから52ページヘと大幅に増量しましたが、既存ページをそのまま流用せず全てのレイアウトを変更して解説もほぼ全て見直し、フォントの大きさや写真の配置に大幅な変更を行っています。
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左が初版で右が増補・改訂版。 初版で誌面全体を使い断ち切りまで拡大していた写真をすべて枠内に収めてコンパクト化、解説のフォントを2ポイント小さくする替わりに行間と文字間隔を広げて字詰まり感を低減させています。

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地味なところでは、手描きの戦況図なども兵科記号を使うなどして若干すっきりさせました。

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増補・改訂版では、総ページ数が12ページ増えたのに伴い新写真を30枚以上追加、既存ページに挟む形で各戦車のページを少しずつ増やしています。さらに、出来る限り同じ場所で撮影した同じ戦車の写真を選んで追加掲載することにより、1枚だけではわからなかった撮影場所の全体像が把握しやすくなるよう配慮しました。

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本書の中心となるT-34/76も10ページから13ページに増量、生産工場の違いや写真の構図などで掲載ページを割り振り、なるべくレイアウトに統一感を持たせています。

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数あるT-34写真の中でも増補・改訂版の目玉となるのは、57mm対戦車砲Zis-4を搭載したT-34駆逐戦車の写真でしょうか。こちらは1ページ丸ごと使い拡大掲載しているので、細かなディテールなどの参考資料となれば幸いです。

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あと前回なかった戦車としては、レニングラード戦線に投入されたT-50軽戦車の写真も1ページ追加しています。


というわけで、C89頒布予定の「Wrecked Panzer in Russia 1941-42 増補・改訂版」の紹介でした。 実は入稿はすでに完了しているので、実本が手元に到着次第、気になる表紙の色合いなどTwitterか当ブログで紹介したいと思います。

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posted by acj@管理人 at 15:26| Comment(5) | TrackBack(0) | 同人活動

2015年08月29日

諏訪公園に置かれた謎の鉄板

横須賀の諏訪大神社に併設された諏訪公園には、いつ誰が何の目的でそこに置いたのかわからない謎の鉄板の存在が知られていました。 その由来はどうやら神社や横須賀市でも把握してないらしく、手前の最近横須賀市が設置したプレートには「以前は近くの緑が丘高校入口付近にあったこと」「戦艦三笠の鉄板ではないか」くらいの情報しかありません。
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ご覧のように厚さ2センチ程の鉄板にはリベット穴が多数あり、砲弾が直撃したような割れ目などから見て、日露戦争の海戦で損傷を受けた装甲板の一部に見えます。ちなみに本物の戦艦三笠の装甲板は、埼玉県飯能市の東郷公園 秩父御嶽神社に一部が奉納されており、それと見比べてもリベット穴や弾痕がこの鉄板とよく似ているのがわかります。 戦艦三笠の被弾甲板(Google画像検索)
ともかく、ただの鉄板もしくは装甲板の残骸を学校や神社のような場所に意味もなく展示するわけはなく、やはり奉納(戦利)品もしくは教育目的で置かれたと考えるのが妥当でしょう。 さらに鉄板の形状や、現在その由来を知る人がどこからも出てこない状況から見て、昭和以前の日露戦争時代のものと見て間違いなさそうです。


というわけでこの鉄板、私も以前から気になって何度か写真に撮ったりして憶えていたのですが、先日なんとなく古い写真帖をパラパラとながめていた時、この1枚を見てなぜか急にその鉄板を思い出したわけです。
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写真は明治期の横須賀海軍機関学校の敷地に展示された、日露戦争の戦利品「降伏露艦アリヨール(オリョール)艦載水雷艇」なのですが、注目したのはこの部分〜
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厚さ2センチあるかはともかく、その形状から見た瞬間に例の鉄板が思い浮かんだわけですね。 ちなみに艦載水雷艇が置かれていた海軍機関学校は諏訪公園の目の前の横須賀軍港内にあったので、海軍が戦利品の一部として切り取り、軍国教育の一環として緑が丘高校(日露戦争の頃は八幡山小学校)に展示した可能性はあります。

とはいえ、特に何の根拠もなく写真だけ見てパッと思い出しただけなので、謎の鉄板は依然として謎の鉄板のまま…… 展示の際に併設されていたであろう由来を記した銘板か奉納した際の書類か写真でも出てこない限り、今後も謎の鉄板として諏訪公園の片隅に置かれ続けるのでしょう。 個人的にはこれ以上錆びて腐ちないよう、せめて屋根くらい取り付けて欲しいところですが、ただの鉄板じゃそれも無理だろうしなぁ。

謎の鉄板が置かれた諏訪公園の場所は、こちらのGoogleMAPから参照してください。
posted by acj@管理人 at 10:32| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記