2015年07月09日

C88のお知らせ

いよいよ来月となったコミックマーケット88、今年も当サークルはメカミリ島にて参加します。

8/14(金) 東「ミ」-30b ゆめみ〜あい別館

今夏のメカミリは8/14の初日で、東方と艦これのコミケ2大ジャンルが重なるという、とてつもない修羅場となりそうなジャンル配置に加えて、メカミリ島はそれに挟まれる形の緩衝地帯配置という、売る方も買いに来る方も過酷になるであろう日程。 久々の東館での頒布は、いつも以上に気合いを入れないと16時の終了まで体が持たないかもしれないですね。

そんな過酷な環境下で頒布する予定の新刊ですが、今年は6月に先行した書泉グランデのイベントにコミケ新刊を持ってきたのに加えて、なんだかんだコミケにも合わせて追加で1冊新刊を作ってしまったので、都合新刊2冊体制となります。 2冊とも前回前々回と同じく横須賀と日米海軍に関係した写真集で、ドイツ軍どころか軍装本ですらありませんが、今年は横須賀製鉄所開設150周年ということで、あと少しそれに合わせた本が続く予定です。

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写真で見る横須賀軍港 別編「三浦半島の軍事施設」

まず1冊目は、前回のブログ記事で紹介した「三浦半島の軍事施設」。 
続いて急遽コミケ合わせで制作したのがこちら〜

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昭和八年特別大演習観艦式 写真集

準備稿の表紙ですが、タイトルの通り昭和8年の海軍特別大演習と観艦式の写真集です。 内容は当時発行された写真帖や写真雑誌、絵葉書からの掲載写真や記事の転載に加えて、今回のメインとなる実際に観艦式を拝観した方が自身のカメラで撮影した、軍艦の個人写真を掲載した写真集となります。
まだ入稿前の段階でサンプルページはお見せできませんが、大元帥陛下の御召艦である金剛型戦艦「比叡」に、その供奉艦である高雄型重巡洋艦4隻。 その他にも長門や扶桑などの戦艦、駆逐艦や特務艦など、帝国海軍が誇る最精鋭艦隊の姿を、20ページという限られたスペースの中ではありますが、最初から最後まで余すことなく掲載出来たと思います。


こちらの本の続報については、今週末か来週に入稿予定なので、それが完了次第もう少し詳しく紹介したいと思います。
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2015年05月22日

新刊のご案内

まだ夏コミケの当落発表前ですが、今年1冊目の新刊が入稿完了したので報告します。

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写真で見る横須賀軍港 別編「三浦半島の軍事施設」

2015年は1865年の横須賀軍港(製鉄所)創設から150周年ということで、去年から続いて今年も横須賀軍港シリーズの刊行となります。
去年の「写真で見る横須賀軍港 3」で、軍港そのものを題材とした写真集にひと区切りがついたところで、今年は主に横須賀市内の各地に存在した海軍施設を、別編扱いの写真集としてまとめてみました。 とはいっても軍事基地から飛行場、複数の術科学校や砲台など、それこそ海軍だけでも膨大な数が存在した施設を、1人の力で全部扱うのは到底不可能なので、今回は手持ち写真の中から終戦後5年以内に撮影された施設に絞り掲載してみました。

掲載内容は以下の通り〜
目次サンプル.jpg
1:武山海兵団(キャンプ・マクギル)
2:海軍通信学校
3:横須賀海軍航空隊・追浜飛行場
4:海軍対潜学校・工作学校(浦賀引揚援護局 検疫所)
5:小坪砲台
掲載写真は、主に進駐した米軍兵士が撮影したもので、これらは戦時中の雰囲気を色濃く残す1945〜47年頃の写真を中心に選びました。

まず本書のメインとなる武山海兵団は、戦後接収した米陸軍第1騎兵師団の兵士が撮影した、1947年頃の写真を中心に20ページ弱、これらはすべて個人写真なので未発表となります。
本文サンプル1.jpg
画像はほんの一部ですが、戦時中の建物のほとんどは消失しており今はもう撮影不可能。なおかつ返還前の米軍占領時代に撮られた写真は国内に殆ど残ってないと思われるため、これだけまとまった写真が出てくるのは非常に珍しいと思います。

次の目玉となるのは横須賀海軍航空隊ですが、ここは終戦直後に配備された米軍航空隊の数が限られていたのに加えて、それぞれが短期間しか滞在していなかったため、米軍兵士が撮影した写真もそれほど多くなかったと思われます。そのため1945年9月〜1946年頃の現存写真は少なく、さらに国内だと滅多に見る機会はないでしょう。
本文サンプル2.jpg
画像は一部ですが、追浜飛行場の米軍機と米海兵航空隊の地上クルーが宿泊した兵舎を中心に、10ページほどを掲載しています。
地図サンプル.jpg
なお今回は、写真から撮影場所を把握しやすくするため、いつものように撮影出来る範囲で現在と比較する形で掲載。 さらに撮影当時の場所を俯瞰して把握できるよう、1946〜47年の米軍空中写真から地図を起こし、推定を含みますが建物に名称をつけて掲載しました。


こちらの同人誌は、6月6日に書泉グランデで開催されるミリタリーマーケットが初出となります。詳しくはこちらの書泉グランデ・イベントページを御覧ください 第1回書泉ミリタリーマーケット開催
posted by acj@管理人 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 同人活動

2015年02月19日

戦艦長門の応援歌をボーカロイドに歌わせてみた

去年、当ブログにおいて75年ぶりに長門應援歌成る!!ことに成功した件については、リンク先のブログ記事を参照してもらうことにして、今度はそのメロディにボーカロイドによる歌唱をつけてみるのに挑戦してみました。

事の始まりは、去年入手した「昭和12年度 軍艦長門写真帖」にこんなページがありまして〜
長門応援歌1.jpg
見ての通り、戦艦長門の乗組員が艦隊内で行われた短艇競技会の際に合唱した応援歌として、写真とともに歌詞が3番まで掲載されていたのです。 さらに1番の部分は、昭和14年の艦内新聞に書かれていた歌詞と全く同じで、推測するにどうも詞は昭和12年の時点で既に完成していて、後から本職(軍楽隊)の手によって正式に曲が加えられたらしいことまで判明しました。

この応援歌が何時頃成立したのかは不明ですが、とりあえず2つの資料を合わせれば昭和14年から歌われていたバージョンとして復刻出来るのではないかと、今回MIDIファイルに手を加えてフルバージョンとしてボーカロイドに歌わせてみたのがこちら。
軍艦長門 応援歌 
作詞:不詳
作曲:第一艦隊軍楽隊
注意:原版の譜面は歌唱旋律とソロトランペットのみ、ドラムやバス等は私の手による付け加え-(アレンジ)です。

軍艦の応援歌は、艦隊内で頻繁に行われていた各種競技会で自艦の選手を応援するため、それぞれの艦で独自に作られ歌われていたことが判明しており、年代によって複数の応援歌が存在する艦もあったようです。 ただ、これらの応援歌も艦歌と同じく完全に内輪向けの曲ということで、まともな譜面どころか口伝で歌詞すら残っていない曲が大半で、そのほとんどが終戦とともに歴史の闇へと消えていきました。
ちなみに私が調べたところ、他には霧島や愛宕の応援歌を確認しているのですが、残念ながら手元の資料には歌詞しか残っておらず、曲として再現するのは不可能だったりします。

今回復刻した長門応援歌は、偶然とはいえ詞と曲が揃った特に幸運なケースといえるでしょう。 
願わくば艦これブームが引き金となり、こういった埋もれている曲の数々が発掘され、再び陽の目を見る事が叶いますように……
posted by acj@管理人 at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事・歴史